ファクタリング事業はビジネスサービス。ファクタリング会社が儲かる仕組みとは

ファクタリングでは、ファクタリング会社を利用します。
ファクタリング会社はあくまでもビジネスとして、ファクタリングサービスを提供しているので、儲ける事を重要視しています。
ではファクタリング会社はいったいどのようにして儲けているのか、解説していきます。

売掛金に応じた手数料で儲かる

ファクタリングを利用する場合、ファクタリング会社には手数料を支払います。
売掛債権を売却する買取型ファクトリングでは、売却時に手数料を引いた分が支払われます。
売掛債権が不履行になった時に保証金が支払われる保証型ファクタリングは、利用する前に手数料を支払います。
そして不履行にならなければ、手数料はファクタリング会社に渡ったままです。
買取型と保証型の手数料はどちらも、売掛金から割合で計算されます。

儲かるために手数料を設定している

通常のファクタリングでは、売掛債権が不履行になった時に、損をするのはファクタリング会社です。
買取型では、買い取った売掛債権を現金に変えられません。
保証型だと、利用者に保証金を支払う必要があります。
そんな損をしても、儲かるように手数料が設定してあります。
売掛債権の不履行はそんなに頻繁に起こるものではないので、ファクタリング会社が大損をして儲からないという事にはならないでしょう。

儲かりそうにない契約は断っている

ファクタリング会社が儲かるためには、不履行になる売掛債権をなるべく買い取らない、保証しないようにしなければいけません。
なのでファクタリング契約を結ぶ前に、審査が行われます。
審査の結果、債権を発行した売掛先が破産しそう、売掛金を回収できないと判断したら、買取も保証もしません。
わざわざ損をする契約を結ぶ必要がないからです。
そのようにして手数料だけで利益が出る債権を厳選して、ファクタリング会社は儲けています。

まとめ:ファクタリング会社は正当な方法で儲けている

ファクタリングはお金に関する仕組みなので、儲けるために利用できると考える人がいるかもしれません。
けれどファクタリングを利用する側が、直接儲けるのは不可能です。
直接儲かるのは、手数料と取っているファクタリング会社だけだと覚えておきましょう。
そしてファクタリング会社はリスクを負った上で手数料を取っているので、正当な儲けです。

ファクタリング事業はビジネスサービス。ファクタリング会社が儲かる仕組みとは

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